毎回完売御礼いたします。ＫＡＴＯ製ＥＦ２１０－３１６号機で、品番3092-1です。特定のナンバーに忠実に再現した訳ではございません。過去の経験を活用し試行錯誤した結果による、製品のおもちゃらしさを消すことを目的に加工しています。ぜひ落札して、実感してください。★今回は落成後に活躍し、屋根と床下部分に汚れが目立ち始め、なお洗車により、車体側面は、まだ輝きがある状態をイメージしました。
通常の落成直後の仕上がりに比べて、塗装工程は２倍以上かかり、作業時間は３倍近くかかっています。
★加工内容は、ボディを取り外し、ボディは永年の経験から選定した材料と手法により、汚れの数種類の墨入れ作業と、軽いウェザリングを施し、数日間放置したのちに、製品の艶に対して、艶ありのクリアー塗装を行い、実車本体の艶を出しています。その後塗膜の強度を出すため、１０日間放置しています。その後、屋根前面部分に、パンタグラフからの汚れ飛散を再現するため、エアブラシで部品的にウェザリング塗装。★屋根のパンタグラフは分解し、付着力が強いプライマーをエアブラシ塗装し、その後シルバー塗装しました。パンタグラフのシュー部分は銅色の色さしです。その後、屋根の汚れに同調した色合いと汚れ加減をみて、エアブラシによるぼかし塗装。エアブラシは、各所に多様していますが、クリアー塗装用と汚し塗装用は、機材を別に投資して用意し、クリアー塗料にほかの塗料が混入しないよう、また塗装機会も分けて、細心の注意を払っています。屋根上は、墨入れ作業ののちに数種類調色した汚れ色をエアブラシ塗装。また、避雷器など別付けパーツは、プライマー塗装後、グレー塗装ののち、屋根と同調させた具合のウェザリング塗装し、取り付けています。★スカート部分はプラスチックの突起であるエアホースを削り、エアホースコックは銀河モデルのロストワックス製に付け替えています。パーツそれぞれ塗装していますが、製品のグレー色を実機に近い色に変更しています。カプラーは付け替えています。その後、ウェザリング塗装を行ってます。★台車と床下機器においても、実車の落ちつきを出すためにプラスチック感を打ち消す塗装をしています。一度分解してブラシでクレンジングして剥離剤や油分を洗浄により取り除きます。乾燥後に軸受け部などをマスキングしたうえで、接着力を確保するためプライマー塗装し、乾燥後にグレー塗装。サスペンションのゴムを黒色塗装しました。その後、墨入れを施したのち、エアブラシでウェザリング塗装をしていますが、屋根上とは、色調を変えてます。室内の運転席の座席もえんじ色で塗装しています。★また、側面の明り取り窓から見えるウエイトが銀色のままであるのを、マスキングしてプライマー塗装後、ブラック塗装しています。実際の室内の制御動力機器類は浅緑色ですが、見栄え上は暗いために黒色の方が好ましいと思います。★手作りということを理解せず、作業賃による価格の安さも理解せずに細かいことにクレームをつけるような入札者はお断りいたします。塗装施工したものにつきましては、下地処理をしておりますが、金属などは特性上はがれることがありますこともご了承お願いします。出品商品は新品を加工しただけです。