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梅原龍三郎や林武といった画家とともに、戦後日本洋画壇の中心的存在として活躍した＊文化勲章受章作家＊中川一政＊




 中川一政  散華  「鉄綿花」


＜散華＞寺院で法要を巌修する時に、諸仏を供養するために花が撒かれます。これを散華といいます。元来は蓮弁をはじめとする生花が使われましたが、いつのころか蓮の形をかたどった色紙が代用されるようになりました。作家の多くは美術家で寺からの依頼にこたえて原画を作成し、寺に寄進します。寺はこの原画を元に当初は木版で印刷し散華を作りました。
＜作品状態＞
額縁: 全体的に良好です。アタリ傷があります。画面: 全体的に良好です。


サイズは下記のとおりです。作品サイズ：26㎝×23㎝額サイズ：42㎝×39㎝


＜中川一政 ナカガワカズマサ  ＞1893年-1991年
東京都生まれ。岸田劉生に見出され画家を志す。
1920年 初個展開催（油彩）
1931年 個展開催（水墨画）
1962年 ミュンヘン市立博物館で、現代日本美術に関する講演を行う
1975年 文化勲章を受章。文化功労者として表彰される。
1977年 中国文化交流使節日本美術家代表団名誉団長として中国を訪問。
1986年 石川県松任市に松任中川一政記念美術館が開館
1989年 神奈川県真鶴町に真鶴町立中川一政美術館が開館
1991年 逝去。享年97歳。


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